
黒い報告書 (新潮文庫)
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黒い報告書 (新潮文庫) のカスタマーレビュー 
犯人は実名にしろ
(2008-12-16)
新潮45が出している事件録は犯人が有罪の場合すべて実名なのに、
この本はすべて仮名である。
新潮45に比べ尻切れトンボに終わっているルポが多いため
ネットなどで事件の概要を調べようとしても
犯罪者の名前がわからないので調べられない。
同じ出版社が出しているにもかかわらず、雲泥の差である。
有名作家が書いていることを売りにしているが、
新潮45編集部版のライターより優れているとはとても思えない。
国道沿いのモーテル
(2008-11-11)
国道沿いのモーテルには様々な男女間の人間模様が蠢いています。そのことを如実に、かつ簡潔明瞭に論破する21世紀・日本文壇史にその名を止め置く(?)必殺の一大ルポルタージュ巨編です。
あのいわゆる明日発売されます!でお馴染みの「週刊新潮」の看板ルポ・「黒い報告書」の創成期から最近までのよりスグリ短編集です。
いまや有名女流作家と成りあそばれている方々の執筆作品が、男性の書いたものよりかなり面白いのは、そこにはやはり男と女の間には、いわく因縁付の幻の「叢」があるからでしょうか。
「叢」については、巻末の岩井女史の薀蓄を含め、今後21世紀日本の行く末を占う重要論点になること請け合いです(?!)。
梟森南溟・岩井志麻子・内田春菊・島村洋子・中村うさぎ、このような錚々たる女傑の描く「エロ」場面、なかなかのものです。
男性陣では、ビートたけしが書いたベルギー人"性職者"の顛末記、これがめちゃ面白い。
黒い人間の暗部を見る
(2008-11-09)
冒頭に、現実に起きた事件を読物化したものであるとしている。
現実に起こった事件から、作家たちの手による読み物になっている。
真実に迫り、一気に読んでしまうことができた。
人間に潜む欲が絡んでいるから読み応えがある。
やっぱり人間の性(さが)か。人間の複雑怪奇なことか。
誰でも、一歩ずれてしまえば、ここに取り上げていることが起こるかも知れない。
全部で、18編。
それぞれ完結しているので人間の暗部を見るようで面白い。
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